お客様による数多くの研究により、コロナ処理やプラズマ前処理など各種の物理的前処理の効果や、化学フッ素化処理の効果について詳細な調査が行われ、それぞれの比較が行われています。重要な評価基準としては、プロファイルに対して達成した活性化レベル、接着強度、前処理の耐久性があげられます。
プロセス比較結果によれば、大気圧プラズマ前処理の優位性が明確に示されています。Openair®-Plasma®加工は、フッ素化処理に匹敵する優れた長期安定性を発揮することが実証されました。またコロナ処理法を用いて前処理したEPDMプロファイルは、処理後、表面張力が短期間で大幅に低下することが明らかになりました。
フッ素化処理と比較しても、純粋な物理的プロセスであるOpenair-Plasma®による前処理は、プロセスとコスト面で大きな長所を備えています。またプラズマ技術は化学薬品を一切必要としないため、環境に非常に優しい技術となっています。