CRPローターブレード用表面前処理における最先端技術として、機械的粗面化や溶剤によるクリーニングがあげられます。このプロセスを利用した場合、極めて均質性に乏しい表面が生成する可能性があります。また環境に有害であり、手作業による多大な労力が必要となります。
一般的なCRPコンポーネントの場合、繊維と繊維基質との間で熱伝導に差が生じます。したがって、火炎処理法やレーザー処理法など、高温で処理を施した場合、複合材表面の特性が破壊されるおそれがあります。
Openair®技術を利用すれば、大型コンポーネントに対してもプラズマ処理を問題なく施すことができます。それにより、風力タービン用CRP製ローターブレードの製造に新たな可能性が生まれます。
特にプラズマノズル RD2005を用いてOpenair®プラズマ活性化を行うことにより、熱を印可することなく、表面を均一に活性化することができます。この種のプラズマ処理により、均一に塗料を流して塗膜密着性を強化し、摩擦を生じることなく、ローターブレードを効率良く使用することができるようになります。
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