基本構造が完成すれば、いよいよ上棟式です。2018年6月22日、BirkenfeldにあるPlasmatreatの支社では、オフィスや実験室の入る複合施設の新築工事が重要な節目を迎えました。建設開始からおよそ6カ月。建設会社と市議会の代表者をはじめ、全従業員とその友人や家族も参列して上棟式は盛大に行われ、出来上がったばかりの骨組みがお披露目されました。
計画にあたって、とりわけ注意を払ったのが空間利用です。広大なフロアは、お客様にプラズマテクノロジーを十分に味わった上で評価していただけるよう、設計されています。利用面積は1200平方メートル。お客様のご要望に沿った実践的なプラズマ技術の開発ができる実験室や、高級感のあるプレゼンテーションフロアがあり、サービスワークショップのほか、セミナー、研修、各種イベントが開催できるイベントスペースも予定されています。
ドイツ市場のマーケティングディレクターでPlasmatreat-South支社長を務めるJoachim Schüßlerは、建設プロジェクトについて「建物のデザインは、弊社のプラズマジェネレーターの色と形を象徴しています」と語ります。建設用地の周辺はのどかな土地ですが、私たちはここでお客様それぞれのニーズに合わせた技術の開発を目指し、地元の建設会社Schumacher + Partnerの設計コンセプトにより、適切で機能的なソリューションを実現する場となります。このコンセプトは同時に、エネルギー効率と持続可能性という点でも高い要求に応えるもので、建設と運営の両方を経済的に行なえるのです。
支店の新築はBirkenfeldへさらなる貢献を生みます。Birkenfeld のあるWürttemberg地方はドイツ南西部にあり、特に自動車産業とその部品産業が盛んな地域です。そればかりではなく、最新のエレクトロニクス製造、包装技術や医療技術のメーカーにとっても重要な市場です。したがって、Plasmatreatの今後の開発活動を視野に入れれば、支店への投資は未来に向けた重要な投資なのです。
施設は2018年10月初旬に引き渡される予定です。Schüßlerは語ります。「年末に予定されている落成式が、今から楽しみです。お客様も、来賓の方々も、Plasmatreat-Südの従業員も、最新鋭の立派な支店が完成して、利用できるようになるのを心待ちにしています。喜びと情熱を傾けて進めてきたこの重要なプロジェクトも、いよいよゴールが近づいてきたのです！」
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