今年の世界市場を牽引する企業のトップ会談でプラズマトリート社が賞金1万ユーロ授与される「Würth Future Champion Award 2015」賞を受賞しました。授賞式は2015年1月28日、ドイツのシュヴェービッシュ・ハルにある歴史的建造物Neubausaal(ノイバウザール)で行われました。
マネッジメント専門家のProf. Dr. Bernd Venohr教授が委員長を務める審査委員会は、近年、世界的に急成長を遂げたドイツの中企業を対象として賞の授与を検討しました。プラズマトリート社の大きな革新力、例えば、売り上げの12%を研究開発に投資し、90件以上もの特許は業界ではトップクラスであるところが審査員から評価されました。このことは、国内外の研究機関や大学と密接に協力して進めてきた開発が認められたということでしょう。その他にも、世界中の支社に高いレベルの営業技術者、研究、技術者のネットワークがあることが審査員の印象に残りました。大気圧プラズマ装置の開発と製造で世界トップクラスの仲間入りをしたプラズマトリート社は、3つの大陸11カ国に支社を、34カ国に子会社や代理店を構えています。
高い評価を受けているこの賞の設立はAdolf Würth GmbH & Co. KG社によるもので、プロ仕様の組立、取り付け材料を主に取り扱うトップメーカーです。この会社は世界展開をしているWürthグループの中で最も大きい法人で、グループとしては80か国以上に400を超える子会社、関連企業を持ち、従業員は約6万6千人を数えます。Würthグループ取締役の一人であるJoachim Kaltmaier氏からPlasmatreat GmbH、CEOのChristian Buske氏に賞が手渡され、短期間で大きな成長を遂げたプラズマトリート社を称賛し次のように述べました。
「プラズマトリート社は、プラズマノズルを発明し、大気圧プラズマ表面改質というニッチ市場を開拓、世界標準へと広げました。毎年二桁台の成長を達成したことが企業努力の証しだと言えるでしょう。」
Buske氏は、プラズマトリート社がこれまで積み上げてきた努力をこのような栄誉ある賞をいただけることで認めていただけたことは大変光栄で、これからもさらに精進していきたいと思いますと挨拶しました。