MSA - 自動ハンディ接触角計

ハンディタイプの接触角計、Mobile Surface Analyser (MSA)は、液体の接触角を測定し表面自由エネルギーを自動的に計算します。その情報により素材表面の特性を判断し、加工方法が判断しやすくなります。例えば、印刷、塗装またはコーティング工程に際する重要なパラメーターとなる濡れ性、更には表面の粘着性などの特性を算定することができます。Openair-Plasma®による表面活性化の効果として表面自由エネルギー、極性、分散性をMSAにより評価、アナライズをしています。

MSAでは固体表面の表面エネルギーを知るために、水(極性)とジヨードメタン(無極性)の試液2種を使用します。

測定器をワンクリックするだけで両試液が同時に射出され、わずか1秒以内の短時間に計算、分析されます。この非接触式手法により表面の意図しない接触や考えられる汚染、ないしは検体の損傷などが防止されます。

Mobile Surface Analyzer
Mobile Surface Analyser – MSA

MSAの特長:

  • 操作が簡単で全自動化を実現 – 測定にはワンクリックするだけ
  • 特に頑丈な設計でラボ測定器並みの信頼性を維持
  • 移動的な非破壊式品質管理に最適
  • USB端子を介する本体との信号・電源接続
  • 垂直や湾曲した面、更には下面でも測定可能

利用分野

  • 接触角の測定
  • Owens-Wendt-Rabel-Kaelble, Wu, Zisman, Fowkes 及びvan Oss & Goodなどの手法による表面自由エネルギーの算定
  • 事前処理、ないしはコーティングされた表面の品質管理に適する

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