RD2004プラズマノズル – コンパクトなデザイン、幅広い応用範囲

RD2004プラズマノズルの長所は、多種多様なOpenair-Plasma®テクノロジーの用途に適したコンパクトな設計にあります。本体をスリム化したことにより、さまざまな個所へのアクセスが可能となり、設置が難しい条件でも効果的な処理を行うことができます(射出成形加工装置のオープンツールなど)。また複数のプラズマノズルを一列に並べることが可能な構造を備えており、面積の広い表面でも均一な前処理を施すことができます。

さまざまな用途に対応

プラズマローテーションノズルRD2004は、1.8 kgと軽量であることから、ハンドリングシステムやロボットシステムに取り付けて使用するのに最も適した製品です。このノズルを使用すれば、極めて高い精度で外形に沿った処理を行うことができます。プラズマノズル内部の高電圧放電によりプラズマを発生し、圧縮空気を用いてワークピース表面にプラズマを吹き付けます。ほとんどの場合、部品の温度上昇幅は20℃未満となります。プラズマノズルを最適な条件に調整した場合、表面には肉眼で判るような変化は生じません。72 mN/mを上回る高い表面張力を確実に達成することが可能です。

プラズマノズルRD2004の長所

  • 軽量:ロボットや搬送システムでの使用に最適
  • コンパクトな設計:アクセスが困難な部品形状の前処理
  • コスト効率の高い設計:研究施設での使用に最適
  • 高度な柔軟性:特殊なRD2004H設計により、搬送システムなしで手動プラズマ処理が可能

Andreas Landeck

プロジェクトマネージャー、 産業エンジニアリング部門、MIELE Cie & Co. KG

メンテナンスが最小限で済む一方で、プロセス信頼性が最大化されます。

- Andreas Landeck, プロジェクトマネージャー、 産業エンジニアリング部門、MIELE Cie & Co. KG
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