PR:Plasmatreat Italia拡大へ

ベネチア近郊に新拠点を開設 イタリアの顧客にプラズマ関連サービスをダイレクトに提供

社内の様子

イタリア市場に大気圧プラズマ技術の包括的な専門知識を提供するため、Plasmatreat Italia S.r.l.のキャパシティーが増強されました。ドイツに本社を置くPlasmatreat GmbHの子会社である同社は、ベネチアのVEGA科学技術パークへの移転を機にオフィススペースと人員を拡大し、イタリアでのカスタマーサポートを充実させています。

 

Plasmatreat Italiaは、親会社Plasmatreat GmbH (ドイツ、シュタインハーゲン)の数十年の経験のもと、特殊な大気圧プラズマ処理技術をイタリア市場に提供し、産業界のパートナーとして高い需要を獲得しています。プラズマ処理は裾野の広いソリューションとして位置づけられており、事実、プラズマによって無数のプロセスが改善されています。プラズマ使用により特に接着力が大幅に高まるため、例えばプラスチック・金属・ガラスといった幅広い素材に耐久性の高い接着や塗装を施すことが可能となります。プロセスの信頼性と効率性が向上するほか、環境に非常に優しい点もプラズマの特徴です。的を絞った表面改質が業界の生産工程に新たな可能性を開き、多くの材料が抱える未解決の課題に答えを提示します。

 

VEGA科学技術パークの新拠点

Plasmatreat Italia S.r.l.が拡大を決めた背景には、イタリア産業界での革新的な技術に対する需要の高まりがあります。同社はこれを受け、2023年2月ベネチア郊外のVEGA科学技術パークに移転すると同時に、スペースの大幅な拡大とスタッフの増員を行いました。同施設には研究界や産業界に強力なネットワークを持つ技術系企業が多数入居しています。Plasmatreat Italia S.r.l.はその恩恵を受けながら、プラズマ表面処理分野の専門技術を活かした活動をそこで展開しています。

 

最高の設備で最上級のサービスを実現

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VEGA科学技術パークへの移転は、Plasmatreat Italiaの顧客に、質の高いアドバイスや最上級のサービス、さらに現場の技術力向上といったメリットをもたらしています。例えば、新拠点には6軸ロボットを搭載したプラズマセルPTU 1212を設置し、プラスチック・ガラス・スチール・アルミニウム合金・ポリマーフィルムの超微細洗浄、活性化、プラズマコーティング試験に幅広く対応しています。さらに、0~150m/minの間で変速できるリニアテーブルも利用可能です。シングル・ダブル回転式ノズルを含む5種のプラズマノズルを備え、ワンパスで最大100mm幅を処理できるため、平板基材や広い面積の表面処理に最適な装置となっています。

 

 

さらに充実したカスタマーサポートを現場に提供

スタッフの増員と技術設備の拡張により、今後プラズマトリートチームは北イタリア経済圏の顧客ニーズにこれまで以上に応えることが可能となり、また保守・サービス、コンサルティング、アプリケーションの新規開発、ラボ試験、適切な設備(装置のレンタルも実施)を通じ、現場に効率的なカスタマーサポートを提供できるようになるでしょう。「当社がこれまでにサポートした多くの企業が信頼性と効率性に優れた、環境に優しいプロセスの構築に成功しています。それが評判を呼び、需要が高まっている状況です」 (Plasmatreat Italia S.r.l.社長 Omar Falconelli) 。

 

 

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