PR:プラスチックの表面処理に効果的なソリューション

Plasmatreat UKがInterplas2023に出展

ノズル画像

Plasmatreat UKは9月26日から28日までバーミンガムで開催されるInterplas2023において、プラスチック産業における、プラズマ技術による表面処理ソリューションに焦点を当てた展示を行います。ブースではプラズマ技術を理論的に学べるほか、Plasmatreat UKチームがプラズマシステムの実践的な実演を行い、各種表面処理アプリケーションの相談にも応じます (展示ホール4、ブース番号H14) 。

プラズマトリートチームはバーミンガムの展示会への参加を通じて、英国の顧客や関心層にOpenair-Plasma®テクノロジーとその多様なメリットを紹介したいと考えています。プラスチック業界では印刷、塗装、接着、シーリングのいずれのプロセスにおいても、クリーンで信頼性の高いプラズマトリートのOpenair-Plasma®テクノロジーが従来の前処理法に代わる選択肢となっています。プラズマ技術は化学物質を必要としません。労力、サイクルタイム、コストを削減し、耐久性の高い接着接合を実現します。現在、生産性やコスト、環境を理由に、接着助剤として化学薬品や「プライマー」を使用することを中止する企業が増えています。プラズマトリートのOpenair-Plasma®前処理を用いれば、表面の接着性・濡れ性が高まるため、最終製品の品質を維持したまま、よりコスト効率の高い代替材や新型複合材の使用が可能となります。

 

Interplasでプラズマ処理をライブ実演

プラズマトリートのブースでは、顧客および関心のある来場者がプラズマの効果を実際に見て体験できます。ブースには「プラズマライブテーブル」が設置され、プラズマの専門家が各種テスト方法 (水スプレー、テストインク、粘着ストリップなど ) を使用して、PP やPEなど処理が難しい素材についてもプラズマ処理の効果をその場で実証・可視化します。

 

産業界におけるプラズマ実用例

Openair-Plasma®はすでに多くの産業プロセスでコーティングや塗装面の接着に利用され、必要な接着力の獲得に成果を上げています。接着力は多くの場合、添加剤などで阻害されます。それを克服するため基材には環境負荷が大きい前処理 (研磨、エッチング、サンドブラスト、フレーム処理など) が必要となり、溶剤系の接着促進剤 (プライマー) も多用されます。こうした環境に有害なプロセスは、効率的で環境に優しいOpenair-Plasma®の表面前処理に置き換えることが可能です。


Openair-Plasma®は小型コンポーネントのみならず、自動車ダッシュボードなど大型コンポーネントにも対応します。プラズマ前処理を行うことで無極性(再生) プラスチックが次の接着工程に適した状態に整えられ、異種材料や相性の悪い材料同士でも強力な接着が実現します。例えば、再生材製のダッシュボードを粉体焼結成形された軟質プラスチック膜でラミネートする場合などに有効です。ダッシュボードの前処理に従来使用されてきたフレーム処理は、Openair-Plasma®で完全に代替できます。自動化されたロボット技術により、プラズマノズルがミリメーターの精度で部品の形状をなぞり、選択的な処理を行います。またプラズマ処理では熱発生がほとんどないため、処理後も部品の形状を保ったまま次の加工に進むことが可能です。

 

先端技術プラズマコントロールユニット (PCU)

Interplasではプラズマアプリケーションのプロセスを完全に制御するプラズマコントロールユニット (PCU) も展示されます。PCUは制御、調整、監視の幅広い機能を提供します。そのなかにはプラズマビームの連続光学監視、プラズマノズルの供給・回転動作制御、プロセスガス流の連続調整などによる媒体供給制御が含まれます。PCUは上記の機能によりプロセスに応じたプラズマ特性を再現し、均一かつ質の高い処理を実現します。そのほか予知保全データの継続的な収集・評価も行います。

 

 

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