FG5001S:プラズマ前処理用デジタルジェネレーター

デジタルプロセッサー制御低周波プラズマジェネレーターFG5001Sは、生産工場での使用に最適です。本シリーズはIGBT半導体アンプを標準装備し、プラズマノズルを最大2まで接続したOpenair-Plasma® (オープンエアープラズマ) システムを制御できます。最新式EtherCATにより、既存システムへの組み込みもスムーズです。

ジェネレーターは精密プラズマ出力コントローラ、制御・診断機能、プラズマ処理全データ表示機能を備え、最高のパフォーマンスを発揮します。また統合PLC搭載により運転中のリモートメンテナンスも可能です。 

本コンパクトジェネレーターの優れた点可用性の高さとメンテナンス間隔の長さです (周囲条件による)。操作性を重視した使いやすいタッチパネル式コントロールパネル採用。

機能

  • プラズマジェットの強度・濃度を手動調整するための出力コントローラ
  • 電圧・電流・周波数などの動作パラメーターを制御でき、エラーやステータス通知を表示する多言語対応タッチスクリーン
  • 内外部操作のためのカスタマーインターフェイスおよびバスシステム / 外部の非常停止回路と接続できる豊富なインターフェイス / コネクタ接続式のトランス、プラズマノズル、アクセサリ
  • プラズマコントロールユニット (PCU) による統合制御のためのプラズマ出力、容積流量、プロセスガス流量、モーター速度、ノズル内圧データの送信

PCUを用いたシステム構成

プラズマジェネレーターFG5001Sのシステム構成例

コンパクトなFG5001Sは標準的な出力範囲で、プラズマノズルPFW10、RD1004、RD2004、RD8004の中から最大2本、あるいはRD1010、RD1008 (AC延長ボックス3個付き) のいずれか1本を使用できます。また、ノズル PFW70、RD2005、RD201 の操作にもご利用いただけます。

再現性のあるプラズマ計測を確実に行うには、ジェネレーターFG5001をプラズマコントロールユニット (PCU) と組み合わせて使用するのが最善の方法です。ノズル出力の現在値はPCUの高性能な統合センサーシステムにより測定されます。実証済みの Openair-Plasma®テクノロジーとPCUを組み合わせることで、生産工程の自動化が実現します。

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